「バ美声(リアルタイムボイスチェンジャー)」の高度設定に挑戦

設定、環境

前置き

ボイスチェンジャーの「バ美声」を使ってのREALITYでの女性の声での配信環境を作った。

しかし、どうにも残念な結果である。機械の音声みたいにしかならない。しかも劣悪な。

◆不自然な声になる理由
「バ美声」は素の声の周波数を上げて、高い音へと変換して女声に聞かせるためのソフトです。
ですが、周波数を上げる必要の無い雑音のような部分も一緒に高い音へと変換されてしまうため、不自然な声になるようです。

オリジナル音声がこちら。

バ美声を使用した音声がこちら。酷い音声です。

このままだとお金をいろいろと無駄にしたままで終わる。
なので、どうにか出来ないだろうかと調べたところ。
バ美声には「高度な設定」と言われるものがあり、これをうまく調整することにより、自然な響きへと変えることができるらしい。

バ美声の高度設定のやり方。

簡単にやり方を書くと。
1.自分の素の声の周波数の波形データを取得し、より強く使われている周波数の場所を調べる。
2.強く使われている周波数にフォーカスして可変ピッチに調整をかける。
以上の2ステップだけ。


参考にさせていただいたサイトはこちら。

バ美声で可愛い声を作る・可変ピッチ設定例と調整の極意 | YouTubeやニコニコ動画で人気が出る方法を徹底解説するブログ
こんな人に見てほしい最新のバ美声設定方法を知りたいピッチ調整のやり方を知りたい設定例を知りたい可愛い声

先駆者の存在は本当にありがたいですね。

ちなみに波形データ取得は下記のサイト様より「WaveSpectra」をダウンロードしました。

efu's page


さて「WaveSpectra」で波形のデータを取ったところはこんな感じ。

波形の山になっている部分が、96.9Hz、204.6Hz、301.5Hz、409Hz。
逆に波形の谷になっている部分が、150.7Hz、247.6Hz、333.8Hz。
これをメモしておいて、元にバ美声の高度設定へと落とし込んだものがこちら。
特に弄った部分は可変ピッチの場所だけです。

それほど苦労することもなく、調整は完了しました。
フォルマントとかイコライザとかは良くわからなかったのですが、とりあえず喋ってみることにしました。

結果

高度設定有り。

なんかあまり変わってないし、機械感も減少していない気がする。

試しにちょっと裏声を使って喋ってみる。

高度設定&裏声。

ちょっとだけ良くなったか?

んーむ。

調べてみると、バ美声と言うかボイスチェンジャーには素の声との相性が大きく関係するようです。
相性が良ければ、かなりのところまで行けるそうです。

しかし私の場合は素の声が低く、エッジ(声のガラガラした成分)が強過ぎるためか、相性はあまりよくなさそう。

もう少しイジりまわせば、多少なんとかなるのか?

しかし、限界はかなり低そうだ。少なくとも自然な声は遠そうだ。

さてどうしたものか?

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